face to ace

「聖飢魔II」のギタリストだったエース清水長官ことACE氏が、1999年の聖飢魔II解散後（その後一時的な“再結集”もありましたが）に元グラスバレーの本田海月（本田恭之）氏と立ち上げた、「face to ace」というユニットがあります。
　実際にface to aceとしての曲を聴いたのはつい先日だったのですが、これがまた何ともいい感じじゃないですか。

　作詞・作曲の大半をACE氏が手掛けているらしいのですが、聖飢魔IIのハードロック路線とは打って変わって、AORと言いますかジャズ・フュージョン系と言いますか、落ち着いていて聴きやすい曲ばかりです。元々聖飢魔IIでも、ACE氏が手掛けた楽曲にはあまりゴリゴリのハードなものは少なかったので、ディープパープルのリッチー・ブラックモアに影響されてギターを始めたというロックギタリストではありますが、実はこちらの路線の方がACE氏の本来の持ち味なのかもしれません。