JAROってなんじゃろ

 Claのレギュラーライター、コモダさんが音盤の帯コピーについて、自作をいくつか披露しておられた。(略)
 編集者だったら、名作よりも「と」方面の作品を集めてみたい。実際に使われた、記憶に残るコピーをいくつか挙げてみる。この、70年代後半のクラシックレコード業界では、なかなかイヨク的な作品が多かったような気がするのだが。なお文言はややうろ覚えで正確さに欠ける点があるかも知れない。

「神のチェロ! この稀代の名演の前にすべての演奏が色褪せる」(M.R.氏の弾くドヴォルザークの協奏曲。伴奏はジュリーニ
「いいぞ、カルロス、言うことなし!」(DGのベト7か『魔弾の射手』だったかも)
アバドに撃たれた!」(DGの火の鳥。ジャケ絵もワンドレイ作の強烈なやつ)

いや、なかなか苦労されているとは思うのだが(^_^;)。

編集日記(1999.11.11分)新・東越谷通信 1999年11月11日

 クラシックCDの宣伝コピーではこの手の大げさな表現がやたら多用されているという話は、他のところでも聞いたことがあります。アイドルやK-POPなんかに比べるとどうしても存在自体が地味になってしまうので、余計に焦っちゃうんでしょうか?